果実パウダー・果実エキス・果実アロマとは?違いと使い分け、製法まで

果実パウダー・果実エキス・果実アロマとは?違いと使い分け、製法まで

サステナブルな水分補給の裏側:私たちの約束と挑戦 読む 果実パウダー・果実エキス・果実アロマとは?違いと使い分け、製法まで 1 分 スクラロースとは?人工甘味料の基礎知識と安全性ガイド

果実パウダー・果実エキス・果実アロマとは?違いと使い分け、製法まで

わずか2gの小さなキューブに、果物や植物の恵みをぎゅっと凝縮──それを可能にするのが、waterdrop®の抽出・乾燥・ブレンド技術です。ここでは、果実パウダー/果実エキス/果実アロマの違いと使い分け、製法の基本をわかりやすくご紹介します。

マイクロドリンク原料のイメージ
まずは3つの違い(ざっくり要点)
  • 果実パウダー:果汁やピューレを乾燥して粉末化。味・色・原料感がダイレクト。
  • 果実エキス:有用成分や風味を抽出・濃縮。クリアな風味・色づけに向く。
  • 果実アロマ:香り成分を中心にブレンド。香りの立体感を少量で付与。

用途で変わる「最適解」

こんなときに使い分け

  • 素材感を出したい:果実パウダー(果実らしい色味や味の厚み)。
  • 澄んだ色味・風味を付けたい:果実エキス(クリアで再現性の高い仕上がり)。
  • 香りの印象を高めたい:果実アロマ(トップノートの立ち上がりに)。

waterdrop®での使い方

製品ごとに、目指す風味体験に合わせて配合を最適化します。たとえば、マイクロドリンクで自然な色合いを出したい場合は果実エキス、素材の風味を力強く表現したい場合は果実パウダーを主体に。柑橘などエッセンシャルオイルに香気が含まれる原料は、抽出手法アロマの設計を変えて香りのバランスを調整します。

風味設計の裏側は、CDO クリストフ・ヘルマンによる記事「Behind the Flavour」でも紹介しています。

原料の選定とブレンドの様子

どうやって粉末にする?主要な製法

原料や狙う風味によって、乾燥方法を使い分けます。

  • 噴霧乾燥:果汁やピューレを微細霧化し、温風で一気に乾燥。標準的で安定性が高い方法。
  • 凍結乾燥:凍結後に真空下で昇華乾燥。香り・色・形状の保持に優れる一方、コストは高め。
  • 脱水処理+粉砕:低温で水分を抜いてから粉砕。素材感を残しやすい。

パウダー&エキスのメリット

  • 携帯性:軽量・コンパクトで日常に取り入れやすい。
  • 保存性:水分活性が低く、常温保管しやすい設計(※保管条件は製品表示をご確認ください)。
  • 濃縮:少量で風味設計が可能。狙った味わいを再現しやすい。

たとえばマイクロドリンクのように、小さなキューブへ凝縮することで、毎日の給水を“楽しく・続けやすく”します。

マイクロドリンクに使われる素材の例

栄養や風味は失われない?

加工で一部の栄養素が減る場合はありますが、原料や製法の選択により、風味・色・栄養のバランスを丁寧に設計します。waterdrop®では、最新の乾燥・抽出技術とブレンド設計によって、果実らしい味わいにできるだけ近づけています(最終的な配合は各製品の栄養成分表示をご確認ください)。

まずは、お好みの味を見つけてみよう

最新のマイクロドリンクシリーズは、原料選定からフレーバーの立ち上がりまで改良を重ねています。ぜひ試して、“あなたの定番”を見つけてください。

👉 マイクロドリンク一覧はこちら
👉 ボトル一覧はこちら

※本記事は一般的な情報です。原料や加工・配合は製品により異なります。最新の詳細は各商品ページ・パッケージ表示をご確認ください。