サステナブルな水分補給の裏側:私たちの約束と挑戦
waterdrop® の小さなフルーティーなキューブは、世界で200万人以上にご愛用いただき、毎日約70万個を製造。
「おいしく、手軽に、そしてサステナブルに」という想いを軸に、製造・包装・物流・原料調達のすべてで環境配慮を追求しています。ここでは、その舞台裏とこれからの挑戦をご紹介します。
12個入りのマイクロドリンク1パックは、最大12本分のペットボトル飲料の代替に。使用プラスチック量は、一般的なペットボトルキャップより少ない目安です(製品・地域により異なる)。
なぜ今もプラスチック包装?— 最適解を探し続ける理由
SH(サプライチェーン責任者):天然エキスやビタミンを湿気から守るバリア性は不可欠。私たちはポリプロピレン(PP)を採用しています。PPは比較的リサイクルに適し、製造時のエネルギー負荷も低い素材です。
CH(COO):完全な脱プラは未達ですが、“総量を最小化し、リユースを最大化する”方が、現時点での環境インパクト低減に資すると考えています。
製造工程:軽く・小さく・無駄なく
- 再生可能エネルギーを主電源化した生産体制。
- CO₂効率の高い加熱方式(例:高効率ペレット暖房)を導入。
- 軽量・小型の製品形状により、輸送時のCO₂排出を抑制。
- 工場内の副資材の分別・リサイクルを徹底(地域要件に準拠)。
原料調達と加工:現地で軽く、品質は高く
原料の多くは収穫地近郊で一次加工。乾燥によって重量を約1/6に、濃縮や粉末化で最終的に約1/28まで圧縮します。これにより、輸送効率の向上と鮮度・風味の保持を両立。無駄の少ないサプライチェーンを実現しています。
紙や代替素材は使えないの?
私たちは常に新素材を検証していますが、現状で防湿・密封・賞味期限の要件を満たしつつ、フードロスを増やさない解は限定的です。単なる“脱プラ”ではなく、総合的な環境負荷を下げる最適解を探り続けています。
循環への挑戦:リサイクルと設計変更
- 使用済みパッケージの資源化と再生材の活用を段階的に検証。
- モノマテリアル化・印刷最適化など、リサイクル性を高める設計に継続的に取り組み。
- mymizuコラボなど、リフィル文化の浸透を後押しする活動を拡大。
私たちがモニタリングしている指標
- 1サービングあたりのCO₂排出(製造〜輸送)
- 1サービングあたりの包装重量と材質構成
- 再生材・再エネの利用比率(拠点・時点で異なる)
- 代替素材の性能/安定性(賞味期限・バリア性・歩留まり)
あなたと一緒に:今日からできる選択
まとめ:小さなキューブで、大きな変化を
CH:「ひと粒=1本のペットボトルを減らす」。その積み重ねが未来を変えると信じています。おいしさ・手軽さ・環境配慮を両立し、サステナブルな水分補給の新しいスタンダードを広げていきます。
※本記事は取り組みの概要です。設備・素材・エネルギーミックス等は拠点・時点で異なります。最新の仕様・表示は各商品ページおよびパッケージをご確認ください。