寒い季節こそ給水が大事:秋冬の水分補給ガイド
気温が下がると「喉が渇かないから大丈夫」と思いがち。でも実は、秋冬は見えない脱水が起こりやすい季節。理由と対策を知って、日々のパフォーマンスと体調を守りましょう。

秋冬の盲点予防がカギ
一般的な目安は1日 約2L(食事からの水分も含む)。ただし体格・活動量・気温・体調で変動します。尿の色が薄いレモン色かを目安に、少量をこまめに。
なぜ寒いのに脱水?— 秋冬に乾きやすい5つの理由
- 寒冷利尿:寒さで血管が収縮→排尿が増え、体液が失われやすい。
- 乾いた空気:外気・暖房で湿度が低く、呼気や皮膚から水分が奪われる。
- 喉の渇き鈍化:寒いと渇きを感じにくく、飲む量が減る。
- 重ね着&運動:厚着で発汗に気づきにくい。通勤・トレーニングで意外と汗をかく。
- 高地レジャー:スキー・登山などは呼吸数増+乾燥で水分ロスが増加。
シーン別:今日からできるミニ対策
オフィス/自宅(暖房の効いた室内)
- デスクにマイボトルを常備、視界に置く
- 各時間の区切り(会議前・休憩後など)に数口ルール
- 飲みやすい常温〜やや温かめの水、または無糖ハーブティー
外出・通勤
- 家を出る前にコップ1杯、到着後にもう1杯
- 乾燥・風が強い日は口呼吸を避ける(マスクやネックウォーマーも有効)
運動・冬のレジャー
- 開始30–60分前にコップ1杯、運動中は少量をこまめに
- 60–90分以上の高強度・大量発汗時は、電解質を含む飲料の活用も検討(表示を確認)
- 汗冷え防止にレイヤリング(吸汗速乾→保温→防風)

どれくらい飲めばいい?チェック法
- 起床後・各食事前にコップ1杯を習慣化。
- 午前/午後でボトル1本ずつを目安に(サイズに合わせて)。
- 尿の色(薄いレモン色)と回数(日中に数回)を目安に微調整。
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冬の“NGになりがち”をリセット
- 甘いホットドリンクの飲みすぎ:美味しいけれど糖分で喉が渇くことも。まずは水を一杯。
- アルコールの連日摂取:利尿が強く脱水傾向に。飲む日は水を先行+交互に。
- カフェイン過多:人により利尿感が増すので、水とセットで。

まずは道具から:続く仕組みをつくる
※本記事は一般的な情報であり、医療行為の代替ではありません。既往症・服薬中・症状が強い/長引く場合は、医療専門家にご相談ください。運動・高地・寒冷環境では必要水分量が増えることがあります。